【日経新聞】2026年10月25日 NIKKEI今日のクロスワードの答え
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日経新聞 NIKKEI The STYLEクロスワード各問題の答えです。閲覧にご注意ください。
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NIKKEI
「NIKKEI」の記事一覧です。
タテのカギ
| 1. | 仏にまみえて教えを聞くこと。○○○○聞法(もんぼう) |
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ケンブツ(見物)
仏教における「見物聞法(けんぶつもんぼう)」という教えに由来する表現で、尊い仏の姿や相好を目の当たりにして親しく教えを聞くことを意味します。単に遠くから眺める観光的な意味合いではなく、仏の真理や慈悲に直接触れて心を洗われ、悟りへと導かれる真摯な修行の境地を表しています。古くから経典や法話の中で、仏に巡り会えた奇跡的な縁を感謝し信仰を深めるための重要な基本姿勢として語り継がれてきました。現代の日常会話では演劇や観光を見る意味で広く使われますが、そのルーツには仏の教えを求める尊い信仰的な深遠さが込められています |
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| 2. | 15〜16世紀の欧州における三大発明の一つ |
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ラシンバン(羅針盤)
磁石が北を指す性質を利用して正確な方位を割り出す航海用器具であり、火薬や活版印刷と並びヨーロッパ大航海時代を開花させた世界三大発明の一つです。古代中国で発明された磁針がアラビア経由で欧州へ伝わり、15世紀以降の遠洋航海における安全性を飛躍的に高めて未知の大陸発見へとつながりました。風浪や深い霧によって太陽や星が見えない極限状態の海上でも方角を提示し続けるため、指針や道しるべの象徴として多用されます。人類の地理的視野を地球全域へと一気に拡大させ、世界市場の形成とグローバルな文化交流を促した歴史的重要技術です |
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| 3. | 1941年に日本競馬史上初のクラシック三冠を制した競走馬 |
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セントライト(St. Lite)
1941年に日本の競走馬として史上初めてクラシック三冠の偉業を達成し、競馬史にその名を永遠に刻んだ伝説の競走馬です。横浜農林省賞典四歳呼馬(現・皐月賞)、東京優駿競走(現・日本ダービー)、京都農林省賞典四歳呼馬(現・菊花賞)の全てを圧勝し、戦前の競馬界に不滅の金字塔を打ち立てました。引退後も種牡馬として優秀な血統を後世に残し、その偉大な功績を永遠に称えるために現在も菊花賞の前哨戦として「セントライト記念」が開催され続けています。圧倒的な強さと気品あふれる走りは、日本競馬の黎明期を彩る象徴的な存在として今なお多くのファンに語り継がれています |
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| 4. | 18〜19世紀のフランスの数学者・天文学者が唱えた、未来を完全に予測することができるとした超越的存在、○○○○の悪魔 |
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ラプラス(Laplace)
18世紀から19世紀のフランスを代表する天文学者・数学者ピエール=シモン・ラプラスが提示した、「ラプラスの悪魔」として知られる科学哲学上の思考実験です。もし宇宙に存在する全原子の正確な位置と運動量を完璧に把握し、それを解析できる知性が存在すれば、未来のすべての事象を寸分の狂いもなく計算できるという強固な決定論の立場を示しています。この概念はニュートン力学の頂点を表す壮大な仮説として、その後の物理学や科学哲学における自由意志論争に甚大な影響を与えました。20世紀以降の量子力学の登場によって不確定性原理が示されたことで否定されますが、科学思想史における重要な挑戦として記憶されています |
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| 5. | 音楽の速度標語で「ゆっくりと」の意 |
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レント(Lento)
クラシック音楽の楽譜において演奏のテンポを指定するイタリア語由来の速度標語であり、「ゆっくりと」あるいは「緩やかに」演奏することを演奏者に指示します。速度記号のアダージョやラルゴと並んで遅いテンポを表しますが、ただ速度を落とすだけでなく重厚で深い感情の籠もった雰囲気を生み出すために用いられます。交響曲や協奏曲の緩慢楽章などで多用され、メロディーの美しさや和音の響きをじっくりと聴かせたいドラマチックな場面で絶大な効果を発揮します。演奏者の繊細なタッチや表現力が最も試される標語であり、楽曲全体に深い静寂と情感をもたらす重要な音楽用語です |
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| 7. | 金次郎の名で知られる江戸後期の農政家、二宮○○○○ |
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ソントク(尊徳)
江戸時代後期の農政家であり、薪を背負って読書しながら歩く二宮金次郎の銅像で全国的に親しまれている二宮尊徳の本名です。幼少期に両親を亡くす悲運に見舞われながらも、猛勉と創意工夫によって自家の再興を果たし、その手腕を買われて数々の荒廃した農村や藩の財政再建を成功させました。「至誠・勤労・分度・推譲」を柱とする独自の報徳思想を掲げ、道徳と経済の調和を図る画期的な復興事業「報徳仕法」を全国各地で展開しました。彼の残した教えと実践の精神は明治以降の日本の教育や道徳観に深い影響を与え、勤勉と奉仕の象徴として語り継がれています |
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| 10. | 大江健三郎が1958年に発表した芥川賞受賞作 |
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シイク(飼育)
大江健三郎が1958年に発表し、弱冠23歳という若さで第39回芥川賞を受賞して一躍時代の寵児となった日本文学史に燦然と輝く短編小説のタイトルです。太平洋戦争末期の四国の山村に米軍の軍用機が墜落し、捕虜となった黒人兵士と彼を「飼育」するように託された地元の少年たちとの奇妙で純粋な触れ合いと悲劇を描いています。閉鎖的な村社会の空気感と異質な存在との言葉を超えた友情、そして戦争という抗えない暴力によってそれが打ち砕かれる残酷さが鮮烈な感性で綴られています。戦後日本文学の出発点を告げる不朽の名作であり、人間の孤立と他者理解という普遍的なテーマを提起しています |
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| 12. | 宋の杜黙の詩が、律に合わなかったことに由来する故事成語 |
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ズサン(杜撰)
中国の宋代の詩人である杜黙が作った詩が、当時の詩作における厳格な格律やルール(律)に合わず不出来であったという故事「杜黙の撰(詩文)」に由来する言葉です。本来は著作物において出典や典拠が不正確でいい加減な状態を指す書物用語として使われていましたが、時代とともに意味が拡張されました。現在では物事の取り扱いが雑で誤りが多く、管理や手配に手抜かりや落ち度が多い様子全般を表す一般的な表現として定着しています。「杜撰な計画」や「杜撰な管理」のように、結果として失敗や問題を引き起こすような不誠実で大雑把な対応を批判する際に多用されます |
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| 13. | 故郷の忘れがたいことの例え、○○北風(ほくふう)に依(よ)る |
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コバ(胡馬)
古代中国の古典『楚辞』や『淮南子』に記された「狐死すときは丘に首す(狐は死ぬときに生まれ育った丘に頭を向ける)」という故事に由来する郷愁の慣用表現の冒頭部分です。「首を北風(故郷の方向)に向ける」という北風の記述とともに、どんなに遠く離れた異郷に暮らしていても故郷を忘れがたく想う人間の深い情愛を表しています。動物が持つ野生の本能的な郷愁になぞらえて、人生の最後や困難に直面した際に生まれ故郷や原点に想いを馳せる哀愁に満ちた情緒を象徴します。古来より日本の漢詩人や歌人にも好んで引用され、故郷への深い愛着を語る風情ある文脈で親しまれてきました |
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| 15. | 三筆の一人、○○天皇 |
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サガ(嵯峨)
平安時代初期に即位し、唐風文化を積極的に取り入れて華やかな王朝文化の礎を築いた第52代の天皇である嵯峨天皇のことです。書道の分野において類稀な達筆を誇り、弘法大師空海および橘逸勢とともに日本書道史における「三筆」の一人に数えられています。唐のスタイルを汲んだ雄大で洗練された筆致は当時の貴族社会に大きな衝撃を与え、勅撰漢詩集の編纂や文化芸術の振興に大きなリーダーシップを発揮しました。平安京の嵯峨野に離宮(後の大覚寺)を建立して風雅な生活を愛したことから、平安貴族文化の美意識を象徴する偉大な君主として知られます |
ヨコのカギ
| 1. | 流行語にもなった、1956年の米映画「知りすぎていた男」の主題歌 |
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ケセラセラ(Que Sera, Sera)
1956年に公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス映画『知りすぎていた男』の主題歌で、主演女優ドリス・デイが甘く豊かに歌い上げて世界的大ヒットを記録した名曲です。タイトルは「なるようになる(なるようにしか行かない)」という意味を持つスペイン語風の慣用表現であり、日本でも一気に流行語として定着しました。幼い子供が母親に自分の未来について尋ね、母親が「未来は見えないけれど、なるようになるものよ」と優しく諭す歌詞のストーリーが深い共感を呼びました。未来への過度な不安や焦りを和らげ、流れに身を任せて前向きに生きる人生観を表す言葉として今なお親しまれています |
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| 6. | 1936年に即位した英国王エドワード8世が同年に退位、ウィンザー公となった後に結婚し話題をまいた米国人女性、○○○○○夫人 |
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シンプソン(Simpson)
イギリス国王エドワード8世が王位を捨ててまで愛を貫き、世界中を驚愕させたアメリカ人女性ウォリス・シンプソン夫人の名前です。離婚歴があり平民出身のアメリカ人女性であった彼女との結婚は当時のイギリス王室や内閣から猛反対を受け、エドワード8世は即位からわずか325日で退位を決断しました。「世紀の恋」と称されたこの大事件により王位を退いたエドワード8世はウィンザー公となり、彼女もウィンザー公爵夫人として波乱万丈の人生を歩みました。王室の歴史を根底から揺るがしたロマンチックでスキャンダラスな物語の主役として今も語り継がれています |
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| 8. | 1981年、欧州で2番目となる女性首相に就任したノルウェーの政治家 |
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ブルントラント(Brundtland)
1981年にノルウェー初の女性首相に就任し、欧州全体においても2番目の女性首脳となった歴史的政治家グロ・ハーレム・ブルントラントのことです。医師出身の優れた洞察力を生かし、環境問題と経済開発を融合させた政策を展開して国内外で圧倒的な存在感を示しました。特に国連の「環境と開発に関する世界委員会」の委員長として提出した報告書の中で「持続可能な開発(サステナブル・ディベロップメント)」の概念を地球規模で初めて提唱しました。後に世界保健機関(WHO)の事務局長も務め、地球環境保護と国際保健の分野で先駆的な足跡を残した偉大なリーダーです |
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| 9. | 船体の安定を保つために船底やタンクに積む、砂や水などの重量物 |
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バラスト(Ballast)
船体の重心を下げることで航行時の傾きを抑え、波浪の中でも転覆しないよう船底やバラストタンクに積み込む水や砂などの重量物のことです。空船時や積載貨物が少ない状態でも船を一定の水深まで沈めてスクリューの推進力を確保し、船体バランスを維持する不可欠なシステムです。かつては土砂や石が使われていましたが、現代の大型船では海水を利用する「バラスト水」が世界基準として採用されています。このバラスト水とともに海洋生物が他海域へ移動して生態系を乱す問題も生じたため、現代では高度な国際規制と処理技術の導入が進められています |
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| 10. | 中国で、経書の解釈に仮託した未来予言説、○○○説 |
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シンイ(讖緯)
中国の漢代を中心に国家的な思想として大流行した神秘主義的な学説で、未来の吉凶や王朝の交替を告げる予言説である「讖緯説」を指します。「讖」は神仏からの未来予言や符讖を意味し、「緯」は儒教の聖典である経書を縦糸(経)に見立ててそれを補完する横糸(緯)を意味しています。儒教の経典解釈に天文現象や陰陽五行説を複雑に結びつけ、政治的決断や天災の理由付け、さらには新王朝の成立の正当化に幅広く利用されました。後漢の成立などに絶大な政治的影響を及ぼしましたが、後に社会を混乱させる迷信として規制され衰退していった異色の思想体系です |
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| 11. | 秋の七草の一つである、マメ科の植物 |
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クズ(葛)
秋の七草の一つに数えられるマメ科のつる性落葉藤本であり、古くから日本の野山に深く根付いて人々の生活を支えてきた馴染み深い植物です。秋になると濃い紫色の甘い香りを放つ花を咲かせ、万葉集をはじめとする古典文学でも季節の移ろいを表す風物詩として数多く歌われてきました。根から抽出される上質なでんぷんは高級和菓子の原料となる「葛粉」や葛湯として珍重され、乾燥させた根は漢方薬の代表格である「葛根湯」の主成分として重宝されます。強い繁殖力を持ち生命力の象徴とされる一方で、豊かな風味と薬効で日本人の健康と食文化を支え続けています |
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| 13. | 「六六魚(りくりくぎょ)」の異称がある魚 |
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コイ(鯉)
体の側面に沿って並ぶ鱗の数が左右合わせて六十六枚(あるいは三拾三枚ずつ)あると信じられていたことから「六六魚(りくりくぎょ)」という風雅な異称を持つ淡水魚です。急流の滝を登り切った鯉が龍へと変身するという中国の「登竜門」の伝説でも有名であり、立身出世や健やかな成長を願う象徴としてこどもの日の鯉のぼりなどに用いられます。生命力が極めて強く水質環境への適応力が高いため、観賞用に美しく品種改良された「錦鯉」は国魚として世界中で絶大な人気を誇ります。また古来より滋養強壮に優れた高級食材としても重宝され、鯉こくや洗いなどの伝統料理として親しまれています |
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| 14. | 平安時代に始まったとされる大和絵の伝統的な画派、○○派 |
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トサ(土佐)
平安時代末期から鎌倉時代にかけて成立し、宮中の絵所預(宮廷絵画制作の責任者)を代々務めた日本画の正統派流派である「土佐派」のことです。中国風の山水画の影響を受けた狩野派に対し、日本固有の風景や和歌の世界、王朝文学をテーマにする大和絵の伝統を色濃く継承しました。細密で洗練された美しい線描と、金箔や豊かな岩絵の具を用いた絢爛豪華かつ上品な色彩表現が大きな特徴です。『源氏物語絵巻』に代表される絵巻物や扇面画などを数多く手掛け、日本の美術史において王朝美の伝統を後世へ継承する上で決定的で極めて重要な役割を果たしました |
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| 16. | カスピ海に面する、アゼルバイジャンの首都 |
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バクー(Baku)
カスピ海の西岸に美しく突出し、アゼルバイジャンの首都として古来より繁栄を続けている南コーカサス最大の港湾都市です。シルクロードの重要な中継地として栄えた歴史を持ち、世界遺産に登録されている美しい城壁に囲まれた旧市街にはシルヴァンシャー宮殿や乙女の塔が残されています。19世紀後半からは世界有数の油田地帯として急成長を遂げ、「油田の街」として石油資本が集結し世界のエネルギー情勢を大きく動かしました。近年では伝統的なイスラム建築と近未来的な超高層ビル群が美しく調和し、カスピ海の風光明媚な景観とともに観光都市としても注目を集めています |
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| 17. | 江戸時代の火消しに由来する言葉で、乱暴者の意 |
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ガエン(臥煙)
江戸時代の町火消しや大名火消しに雇われ、命がけで火事場に飛び込んで消火活動を行った鳶職や火消し人足を指す言葉で、転じて粗暴で威勢の激しい乱暴者を意味します。当時の消火方法は建物を破壊して延焼を防ぐ破壊消火が主流だったため、腕っぷしが強く度胸のある男たちが集められ、体に絢爛な刺青を施して異彩を放っていました。普段から威勢が良く血気盛んであったため、町中での喧嘩や乱暴な振る舞いが絶えず、江戸の町人からは恐れられつつも頼もしい存在として認知されていました。江戸特有の火事文化と無法者の熱気が混ざり合った、当時の殺伐としながらも活気ある社会相を象徴する言葉です |
